022 · 生成

slime

粘菌で線を引く

たくさんの粒を盤にばらまき、それぞれが前方左右を嗅いで匂いの濃い方へ向きを変え、進んだマスに匂いを置く。匂いの場はにじんで薄れ、濃い道はさらに濃く、細い道は消えて、網のような筋が立つ。

仕組みは粘菌のノートに置いた。ランダムウォークに三方を嗅ぐセンサーと匂いの堆積を足し、場を拡散と減衰で更新する。

この実装で足したのは、格子224・粒4400という大きさと、毎回ランダムに振るつまみ。センサー角 0.5〜1.0、回る量 0.3〜0.7、センサー距離 5〜12 を起動ごとに引き直すので、走らせるたびに網の細さと密度が変わる。左右が同じ濃さのときだけ向きを乱数でゆらして、対称な膠着をほどく。匂いは置くたび上限8で頭打ちにし、描画は trail を tintAlpha の濃淡で paper の上に焼く。壁は反射で場の中へ折り返す。