まず折り返す
一番単純な対称操作は、線で折り返すこと。左半分に何か描くと、右半分はその鏡像になる。x を 幅 - x に置き換えれば横の折り返し、y を 高さ - y にすれば縦。両方やると4象限が揃う。
左上の一区画にだけ点を撒き、それを残り3象限へ鏡で複製する。stamp が1点を受け取って、x→w-x・y→h-y の組み合わせで4回打つ。座標を更新するのは左上の seeds だけで、あとの3つは折り返しで決まる。点をゆっくり漂わせると、4象限が鏡を挟んで同時に動く。
左上で点が右へ動くと、右上の鏡像は左へ動く。折り目をまたいだ向きが反転して、4つが鏡合わせのまま漂う。折り目の上に乗った点は鏡像と一致するので、境目は途切れずに繋がる。
鏡映は群の生成元が1つだけの最小の対称。同じ折り返しを二度かけると元に戻る(x → w-x → w-(w-x) = x)ので、{なにもしない, 折り返す} の2要素で閉じた群になる(位数2)。横の鏡映と縦の鏡映を両方持たせると、4要素の群(クライン群 Z₂ × Z₂)になり、平面が4象限の基本領域に分かれる。鏡映の軸を n 本通せば基本領域は 1/2n に縮み、軸を 1 本通すごとに要素数が倍になる。
折り返しの軸を縦横の2本にすると、基本領域は平面の4分の1に縮む。軸を1本だけにすると左右の半分に戻り、点は2象限に映る。